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BRICOLAGE イベントファイル
木版画陶展
 BRICOLAGE+art space jeu
 『 江崎満 木版画陶展 』
 
  2004年5月13日(木)〜5月23日(日)
  *会期中19日はお休みです
  *18日(火)pm7:00〜 イベント 要予約
   山村誠一X中村岳 w-percussion
   collaborated with ceramic works by Mitsuru EZAKI
   予約/2,000円 当日/2,500円

  出品作家:江崎満

  広島県江田島生まれ。
  現在石川県奥能登山中に住み、百姓仕事に精を出し
  版画制作に打ち込み、薪窯で焼き物作りに励む。
  
与呂見の春は、地神さんが告げに来る。 ヒキガエルやナマズやメダカ。 ワラビやゼンマイ、こごみにつくし。 冬眠していたいのちが一斉に目覚め動き出す。 生きることのメッセージが詰まった、木版画と陶器の作品展。 18日には江崎さんの友人である山村誠一さんを招いて、 自作の陶で楽器作りにも挑戦し、コラボレーションライブも行います。
江崎さんの版画に初めて出会ったのは、知人宅でのことでした。 宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ〜』が力強い筆致で彫り込まれ、 その下で大地に深く根を下ろすタンポポの姿が描かれたその大きな版画に 思わず目を奪われたことを思い出します。それから数年たって、 その作者が江崎さんであることを知り、また作品展を開催することになろうとは 夢にも思っていなかったことでした。大地にしっかりと踏ん張って生きるあの絵の中 の タンポポは、江崎さん自身に他なりません。新作を目にした時、ふと『八百万(やお よろず)の神々』という言葉が浮かびました。奥能登・与呂見の自然に息づく数々の 生命の力強さと共に暮らす江崎さんの版画には、その生命が刻み込まれているのです。 写真の版画のタイトルは『地神』。田んぼに生きるどじょうや、鯰に大山椒魚。春の 息吹に囲まれて、大地の神さん・地神さんが耳をすまして聴いているのは…? その 作品に触れるだけで力がもらえるような江崎さんの世界は、土から遠く離れて暮らす 私達への命あるメッセージなのです。その言葉に耳を傾けに是非いらしてください。 期間中は江崎さんも在廊しています。
(BRICOLAGE)