ラジオをつけると、流れてくるたくさんの音楽。
懐かしい曲、大好きな曲、知らない曲…流ちょうなDJの、時折英語まじりの曲紹介にのって、どんどんどんどん流れてくる。
ミタタケを知ってから、mitatakeのアルバムをiPodに詰め込んで、ぐるぐるとヘビーローテーションでかけていた私は、ラジオからミタタケの音楽が流れてこないかなあと何度思ったことか。東京在住のふたりなので、関西でのライブはやっぱり数少ない。リアルな彼らの生の音楽に触れられない時は、なんとなく、ラジオから聴きたいー。アナログな、電波に乗せて運んできて欲しい。そういう風景がなんだか似合う、ミタタケの音楽。

それがやっと、生で、ライブとして！ブリコラージュの2階で演奏会を開けることになりました。ギターとハモニカ、ふたつのピースとタケのボーカル。
ふたりの音楽を聴いていると、誰もがそーっと心の中にしまってある、大切な風景に出会えるような気がします。放課後だったりどこかの街かどだったり、何でもないけれど何だか大切な時間や気持ち。そういう風に感じるのは私だけではないようで、最近じんわりじんわりと、mitatake好き！っていう人がまわりに増えてきているようです。

誰にも教えないで、そっとそっと自分だけの宝物にしたい気もするけれど、やっぱり、もっともっと聴いてほしいという思いのほうが断然つよい！

そんなわけです。
ぜひきてください。9月26日に用事がない人はもちろん、ある人だって、なんとかかんとか都合をつけて…それくらい、すてきな時間がまっています。
（BRICOLAGE）

ブリコラージュ２Ｆのギャラリーが会場です。
吹き抜けの屋根としっくいの壁で、音響的にもナチュラルで良いのだそうです…

mitatake

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静岡県富士郡芝川町出身で保育園からのつきあいである、ギターの見田諭（みたさとし）と、ボーカル、ハーモニカの佐野岳彦（さのたけひこ）がおおよそ17歳の1999年頃結成。時間差はあるものの上京したふたりは、本格的に活動をはじめる。
地道な努力の結果、銅版画家・山本葉子さんのjazz絵本「jazzing」の付録ＣＤに参加したり、季刊オーディオ雑誌「AUDIO BASIC」vol.42 の付録CDに谷川賢作さんとともに参加したり、岡山ジャズフェスにて山下洋輔さん、山本容子さんと共演したり、2008年からは東京だけでなく関西を中心としたライブツアーもはじめるなど活躍めざましい。
おーらいレコードから3枚のアルバム「あそびかたのちゅうい」「イン・マイ・ライフ」「生まれた街で」をリリースしている。
ホームページ：http://www.kenemura.com/mitatake.html
http://www.myspace.com/mitatake