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杉本寿樹 土なべとその周辺

杉本寿樹 陶展 「日々の土なべと、その周辺」
2008年11月13日(木)〜24日(月・祝) am11:00 - pm6:30 *最終日5:00迄
*期間中18日(火)休み
*23日(日)pm2:00 -  喜美子さんの土なべ料理の時間

杉本家の台所を預かる喜美子さんの、土なべでつくったお総菜を実際に見て、味わっていただけます。やかんとフライパンと、筍を湯がくための大きな金属鍋を除いて、あとはぜんぶ土なべで調理しているという喜美子さんの、土なべの良さを引き出し使いこなした手軽でしみじみ美味しくいただける素朴なお総菜づくりをご披露。ごはんも炊いています。ご参加は無料です。どなたさまもぜひぜひ、この機会に足をお運びくださいませ。
杉本寿樹 陶歴
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1960 滋賀県に生まれる
1980 京都で修業を始める
1989 伊賀の窯元に勤める
1995 甲賀町へ移り築窯独立
1996より個展、グループ展多数 各地にて活動中
炊飯に、煮物に、シチューに、佃煮に、ジャムに …
陶板なべではお野菜やお肉を蒸し焼きに…
土作りから生まれた土なべは火の当たりもやわらかく、
水炊きや寄せ鍋だけでなく、ご飯を炊いたりおいもを煮たりと、
毎日の台所で活躍してくれる頼もしい存在です。
深めのなべ、浅めのなべ、片手なべなどかたちも色々。

わたしも、2年半前から使い始め、今ではすっかり土なべのとりこです。
土なべは冬に出してきて、水炊きなど鍋物やおでんを炊くもの、と決めつけていて
普段使いという感覚はあまりなかったのですが、それが、杉本さんの土なべに出会って
喜美子さんに出会って、180度ぐるっとかわりました。
渋すぎず、洋のおなべに近い感覚でつかえるデザイン、
火のあたりがやわらかく、おいもはホクホクに、お豆はふっくら仕上げてくれる。
ごはんを20分もあればつやつやぴかぴかに炊き上げてくれるのも頼りがいがあります。
和の煮物もパスタソースも、カレーやシチューも早くおいしく作れるし、
決して料理上手でもなんでもないわたしの強い味方です。

DMの写真につかった土なべは、わたしが愛用しているもの。
この日は、冬瓜やかぼちゃ、トマト、玉ねぎなど甘味のある
お野菜たっぷりのスープを作りました。こういうものがほんとに手早くおいしく出来、
(土なべに食材を入れて火にかけて、ほっといたら出来上がり!です)
そして何より土なべの姿を見ながらお料理する時間の楽しさ、
ゆったりした気持ちをとにかく伝えたい!
そう思って、2度目の展示会をしていただくことになりました。
「喜美子さんの土なべ料理の時間」も、土なべともっと仲良くなっていただきたくて企画しました。喜美子さんがお手製のかんぴょうやらお漬物なども提供してくれて、杉本家の食卓にお呼ばれしたように楽しんでいただけたらと思っています。是非、お越し下さい!

余談ですが、ヨーガンレールデザインの土なべを作っているのも杉本さんなのです。。。
(BRICOLAGE m.)


*土なべの話、もっと。http://bricolage2.exblog.jp/i14/
*展覧会に関するお問合せは
 06-6551-4180 もしくは brico@galaxy.ocn.ne.jp までお寄せ下さい