BRICOLAGE +art space jeu [ 岸厚介さんの木のうつわ、もういちど。] 〜 追悼の思いを込めて 〜 会期:2005年10月20日(木)〜30日(日) *26日休み am10:30 - pm6:30(最終日5時迄) 古来より人々に親しまれ、 幾星霜を経て出来たその年輪は、 自然の贈り物であります。 まず器にしたい木がある。 それをうまく使いこなす道具があって、 作り手の私がいる。 チカッと一瞬でもきらめくような 身近な器が出来たらと思う。 - 岸さんの言葉
この春、遠くへと旅立ってしまった岸さん。 思いのこもった木のうつわたちを、毎年楽しみにして下さっている方もたくさんいらっしゃいました。 ブリコラージュでは通算6回の個展をしていただきました。 木のうつわなんて、手が出ないなぁ…と漠然と思っていた私たちでしたが、 岸さんが作られていたのは、ふだんの生活の中で使いたい、身近なうつわ。 ちょっと高価なものだし、日常に使うなんてとても…と思っていましたが、 手彫りのノミの跡が残るお盆がどうしても気になって、 えいとばかりに買って使い始めたのが始まりでした。 使い出したら、やっぱり、ここちいい。 自然と使いたくなるから、こういうお盆にはこんな色のコースターが似合うかなとか、 この土のうつわが似合うなあと、そのもののまわりにあることまで知らず知らず気がまわる。お茶も心なしか美味しい。 そういう、栄養をたくさんいただいたように思います。 7回目の展示は、遺作展というかたちになってしまいましたが、 今までに見たことのない作品もあったりして、 実はけっこう新鮮だったりするのです。 作り手の岸さんはいなくなってしまったけれど、 遺された器たちがまた皆さまの手元でかわいがっていただき、 チカッと輝く一瞬を見ることが出来たら、 こんなに幸せなことはありません。 皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。