うららかな春風と陽光に誘われて、今年も待ちに待った WOOD LIFE の季節がやってきました
普段は個々に、作品展やクラフトフェアなどで活動をしている彼等のつながりは「絵 とフレーム」のように切っても切れない関係です。出来上がった版画作品に合う額を 流木や古材を用いて制作する、という流れはふつうだが、時には、絡み合った枝の作 り出す造形をそのままにした額(というよりは絵が入れられるオブジェ)が先にでき あがり、それに触発されて新しい絵が生まれたりということも。 それを年に1回かたちにするのがこのWOOD LIFE と題されたグループ展です。今年で 7回目を迎えるこのグループ展は、第6回目より当ギャラリーでの2回連続開催とな ります。 古い家具工場を改装した吹き抜け天井の開放的な空間の中に、1年を通してあたため られた彼等の作品が置かれる様は、ひとりひとりの作家の記録の集積でもあり、毎回 多数の来場者でにぎわいます。 ゆるやかな循環のなかに生まれたグループ展が、また他の場所に新たな循環をも生み 出しています。 作家、というよりは近所のお兄ちゃんのような存在で、ちょっとした相談事や雑談か ら、思いもよらない企画が実現したりもする。そう言うふうに、垣根なく出会えるこ ともまた、この5人の作る場所の魅力でもある。 また、絵本作家としても注目される市居みかさんは、関西のみならず東京他各地で作 品展の依頼も多い。 今年2月には東京のケロポンズさんらとの朗読と音楽と幻燈の会『ホタルイス』をブ リコラージュにて上演、活動の幅をどんどん広げている注目の作家です。 (BRICOLAGE)